ラスクラスのプログラミングと音楽の日々

プログラミングと音楽についての個人的な書き込みをしていきます。

【読書感想】天使に教わる勝ち残るプロマネ

私自身プロジェクトのマネジメントがうまく出来なかった事が休職の原因の一つでした。
その為、プロジェクトマネジメントを体系的に学びたいと思い、この本を読んでみました。

この本の基本的な考え

この本ではプロジェクトマネジメントについてIPAのプロジェクトマネジメントの資格、またはPMPでも使用されているPMBOKに記載されている範囲については書かれていません。
主にそれらには載っていないコミュニケーションや教育、またプレゼンについて書かれています。
その為プロジェクトマネジメント全体を学ぶのであれば本書はあまり参考になりません。
私も上記の資格やPMBOKについては学んだ事はないです。
しかし本書は知識がなくても読み進めるものになっており、文章も会話調で進む為面白く読めました。

なぜ資格を勧めるのか

本書では資格を勉強することで体系的にプロジェクトマネジメントを学べる、としています。
また、資格は能力の証明や言っていることに説得力を持たせられます。
なお著者はIPAのプロジェクトマネジメントの資格の対策本も書いている為、個人的には資格の取得について説得力がありました。

資格以外の事について

本書では以下の点について触れています

  • 命令で動かさない
  • 笑顔のない職場にしない
  • 雑談ができる職場にする
  • やる気を持てる職場にする
  • 期待に応える
  • 交渉力を身につける
  • 信用を得る
  • 向上心を持たせる
  • 表現力を身につける

個人的にはこの中で「命令で動かさない」と「信用を得る」についてが参考になりました。

命令で動かさない

プロジェクトマネジメントの際に命令で動かすことを勧めていません。
基本的にはメンバーに自発的に動いてもらえるのがベストです。
ただしそう簡単に人は動かせないのが現実です。
その対策として本書では以下の本に学ぶことを勧めています。

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

また人を動かすためのノウハウとしてマーケティングを学ぶことも勧めています。
マーケティングでは顧客に以下に買う方向に動いてもらうかを重要視しています。
その買う方向を動く方向に変える事で、マネジメントに応用ができます。
こちらも以下の書籍を勧めています。

最後に実際にリーダーシップを高めたい場合は、動かしている人と動かされていることを参考にしてみることも勧めています。

信用を得る

プロジェクトマネジメントを行う中で様々な関係者と関わることになります。
その中で自分の意見を伝える際にどういう方法があるでしょうか?
一つはしっかりとした資料を準備しプレゼンする方法です。
もう一つは一言で結論をいう方法があります。
後者の方が時間が圧倒的にかからず、良いのは皆さんわかるかと思います。
では後者の方法を実際に行えるでしょうか?
その為にはプロジェクトマネジャー自身の信用が大きく影響します。

それでは信用を築く為にはどうしたら良いでしょうか?
それにはまずは 期待に応え続ける必要があります。
また、期待に応えるための能力が必要になります。
そして努力の動機に心を打たれ、努力の家庭に味方が増えることを行います。

上記の為に資格の取得が役に立ちます。
資格を勉強することで期待に応える能力を身につけることができます。
また資格の勉強をしている姿に心を打たれる人が出てきます。

終わりに

本書では基本的には資格の中に書いていないことを中心に解説されていますが、資格の勉強をしていなくてもわからない部分がなかったので非常に読みやすい本でした。
資格の勉強も同時並行で進めるとより良いと思いますので、本気でプロジェクトマネジメントを身につけたい方は合わせて資格の勉強やPMBOKを見てみてください。