ラスクラスのプログラミングと音楽の日々

プログラミングと音楽についての個人的な書き込みをしていきます。

【読書感想】老子の教え

以前荘子を読み、そこから中国の古い書籍に興味が湧き、教えの内容に興味を持ったため読んでみました。

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老子の教え あるがままに生きる

老子の教え あるがままに生きる

老子とは?

中国の書籍では人物の名前を取った古い書籍が多いですが、老子は著者など特定の人物の名前ではなく、老子を描いたであろう人物を想像して、後の人々がつけた名前です。
また老子は2000年以上前に書かれた書籍になります。

老子の教え

老子では具体的な記述はあまりなく、抽象的な教えが多く記されています。
中心的な考えは「道(タオ)」にあります。
道は宇宙や神など、この世の大まかな仕組みや流れを表しています。

老子の中心的な教えでは次の様なものがあります。

目の前の物事は、そこにあると思い込んでいるかもしれません。
しかしどんなに思い込んでもやがて消え去り、あるいは変化します。
どんなことでも、どんなものでもいつどうなるかわからない開かれたものとして、そこにあります。
物事は変化し、生まれては滅びます。
その危うさを恐れる必要はありません。
それどころか、あなた自身が可能性に満ちたものとしてあることを理解すれば、あなたは不安から解放されるはずです。

また言葉に大して次のような教えがあります。

物事とその名前のつながりが確かなものだと思い込んでいるかもしれません。
「イヌ」は「犬」を意味すると当たり前のように考えるかもしれませんし、あなたの名前が、あなた自身を意味すると当たり前の様に考えるかもしれません。
しかし言葉の意味は常に生まれ、消えるものです。
それはいつどうなるかわからない開かれたものです。
その為、言葉に縛り付けられてもいけないし、言葉を縛り付けてもいけません。
何かに怯えているとしたら、それはただ物事の名前に怯えているだけではないでしょうか?
それを理解すれば、意味のわからない不安から解放されるはずです。

そして老子では確かなものにすがろうとするから不安になります。
その為元々持っているあやうさを生きる力を使って生きる。

またあやうい不確かな状態から、この豊かな世界が生まれました。

この他にも様々な老子の教えが本書に記載されています。

読みやすい短さ

私は本書をKindle Unlimitedの読み放題で読みました。
紙の本に換算するとページ数は約200ページほどで、多少短めです。
その為老子の入門としては読みやすい本になっていると感じました。

終わりに

抽象的な内容が多いため、本書の内容で具体的に活かすには自分なりに消化することが必要と感じました。
個人的には老子の思想は仏教の思想と近いものがあると感じており、実践するのであれば仏教の修行の一つである瞑想を実践するのが良いのではないかと感じました。
瞑想は最近ではマインドフルネスの名前で広まっており、精神病の気分障害の回復力を高める力もあるため、改めてマインドフルネスを実践していこうと感じました。
色々な読み方があると思うので、自分なりの消化をしてみると良いと思います。